よはくのてちょう

手帖の余白に書くようなことを

万年筆


万年筆はかなりスローライフっぽい。

本来実用的なアイテムではあるけれども、

わりと頻繁にインクを補充することになるし、

インクの補充は手間だし、

すぐにインクは乾かないので、道具を使うか、待つか、ふうふう息を吹きかけないと次のページに移れないし、

ペン先が自分に馴染んでちゃんとつかえるようになるまでにも相当時間がかかるし。

まあ、いろいろ手間なわけだけど、いらぬ手間を費やすというのがスローライフっぽい。