よはくのてちょう

手帖の余白に書くようなことを

時間


時間は点か線か。

たとえば涼宮ハルヒの世界では時間はいわば限りなくシームレスな点の連なりという考えのようだ。

この発想の元では時間は実は分断されているから時間旅行の際よく出てくるタイムパラドックスはあまり問題にならない。

自分自身が過去の自分を殺してもどこかでその流れは途切れるだけで影響は残らない。殺すことができる?しかし殺さなかった世界だけが残るのだろう。

SFには便利な考えだが…。

個人的には塊ではないかと直感的に考えている。

不定形のぶよぶよしたマッセ。

境界はあるが始まりも終わりも定かでなく全体としての質量だけがある。

つながりとかそういうものではなく全体で一であるようなもの。

何が発生しても全体の質量だけは変わらない、そんな「存在」。