よはくのてちょう

手帖の余白に書くようなことを

チリモン


「チリメンモンスター」、略して「チリモン」。

ちりめんじゃこの袋には、けっこういろんな海の生物(の死骸)が紛れ込んでいます。

そんな中には形のおもしろいものもおり、子どもたちに人気が出ているとか。(読売新聞2008.08.25夕刊より)

じつは魚介類が苦手です(生物としてなら好きなのですが、食物としては、です)。

小さい頃この手のを見て、「あっ、じゃこも生き物なんだ!」と気づいてしまい、というより実感してしまい、それ以来食べられなくなりました。

うちの親なんかは貝の中に小さなカニが入っていたりしたら「あっ、得した」と言ってパクリと食べてしまいます。

ぼくもまあ、うどんを注文したときにソバが一本紛れ込んでたりしたら同じ反応をするんですけどね。

和歌山の水産加工業者「カネ上(カネジョウ)」が販売している「じゃこパック」が、チリモンを探したい子どもに人気があるのだとか。

これは、普通だったら商品の質を上げるために除去している生物たちを入れたままにしているということなのでしょうか。

どこに商機が転がってるかわかりませんね。

「きしわだ自然友の会」のサイトには「チリモンのコーナー」や「チリモン図鑑」がありました。

たしかに、おもしろいものです。一度ご覧あれ。

参考リンク

 ・見て、見て、チリメンモンスター(チリモン)

 ・きしわだ自然資料館

 ・チリモンを得るために