よはくのてちょう

手帖の余白に書くようなことを

「百鬼夜行絵巻」湯本豪一

現存する最古の百鬼夜行絵巻らしい大徳寺真珠庵のものをはじめさまざまな百鬼夜行を見せてくれるのが楽しい。
オールカラーだし。

これまで最初から最後まできっちり見られたことがなかったのでいい感じです。
狩野宴信の「百鬼夜行図巻」が特に気に入りました。
なんでこんな物好きな絵巻がたくさん出たんでしょうねえ?
そのココロを思うとさらに楽しい。

これは画集と言えるのかどうかわかりませんがこの手のとしては安価のような気もしますし。
妖怪に興味ある方にはおススメ。

ついこないだ読んだような気がするのですが、もう5年たってるのかぁ。
値段も少し高くなってるようです。

(2006年05月14日)