よはくのてちょう

手帖の余白に書くようなことを

ペシミストとオプチミスト

ぼくはどちらかと云えばペシミストではあると思うのだがオプチミストでもあると思われなかなかよくわからないのでちょっと考えてみたのだけど物心ついて以来嬉しいことも悲しいこともそれなりに感じるので笑いも泣きもしてきたからには感情はあるのだろうけどかなりひどい目にも遭いじわりと命を失いかけるような目にも遭ってきたにもかかわらず怒りや恐怖はほとんど記憶になくものに動じないそれなりに醒めたタイプということになるのだけどおそらくその理由は僕が僕をけっこう好きではなく取るに足りない存在と意識していることを由縁としているかもしれずそこで「どうでもいいや」とペシミスティックになるわけだけど取るに足りない存在であるならば何かあってもくよくよ気にする必要もなくやはり「どうでもいいや」となりその意味ではきっとオプチミストなのです。