よはくのてちょう

手帖の余白に書くようなことを

いとしこいし 漫才の世界|喜味こいし+戸田学・編|岩波書店|2730円


ぼくの知っているすべての漫才の中でいとしこいしさんのものが最も好きでした。何度も聞いたネタで充分知っているのに聞くたびにプッと噴き出してしまう。間の妙ってやつでしょうか。品のいいおっとりとした対話のなかで笑えてしまうのが好きでした。きょうびのやかましいギャグとは一線を画していました。もう聞けないのが悲しい。DVDとか出てないのかなあ?

この本は「代表作一四編の速記を、解説(芸談)と共に収録」(広告文より)しているそうです。

いとしこいし漫才の世界
喜味こいし編・戸田学

出版社 岩波書店
発売日 2004.09
価格?? ¥ 2,730(¥ 2,600)
ISBN?? 4000221434
近代的で上品な話芸で、漫才の最高峰と評価される夢路いとし・喜味こいしの演目の中から選びぬいた14編の速記を、喜味こいしの解説とともに収める。織田正吉らによる「いとこい論」やエッセイもあわせて収録。 [bk1の内容紹介]

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