よはくのてちょう

手帖の余白に書くようなことを

「封殺鬼シリーズ」霜島ケイ

自分が鬼になりかけていることに気づく三沢成樹。
何故?
鬼であり千年以上生きてきた聖と弓生には彼が気にかかり守ろうとする。
関西弁のニーチャン戸倉聖と口と性格が悪い志島弓生。
彼らもまた鬼だった。

毒にも薬にもならへんけど、それなりに楽しめる。

(2004年09月26日読了)


人にとりつき殺戮を繰り返す般若の面を退治するため「本家」秋川家から派遣された女子高生陰陽師佐穂子。
ある意味このシリーズのヒロインといえるか?
行動をともにするのは前巻でおなじみになった、鬼である聖(酒呑童子)と弓生(雷電)。
けなしあいながらもしだいに接近していく佐穂子と聖。
妖面に憑かれているのはいったい誰か?
探索にいそしむ3人。

この手のお話の中ではけっこう読める部類かな。

(2004年10月01日読了)


成樹再登場。
呪いのCMから逃れようと一般人たちが唱える呪文のせいでエライ目に。
新キャラも登場、正体は意外なVIP。

(2004年10月08日読了)


封殺鬼シリーズ」第4弾。

今回は弓生に災難、拉致られてしまう。
必死に探す聖たち。
再登場の佐穂子は女子大生になっていた。
「本家」は成樹の精霊鬼を狙う。
九天地界の教主、知徳はなにものなのか。
もう前の巻からこいつくらいやろなというのは想像してたけど・・・。まあビッグネームです。
その企みは?
東京を舞台にしたこの手のでは必ず出てくるあの首の人も出てくるのか?

ようやく物語の準備が整ったってとこでしょうか。
次巻あたりから本格的に動きはじめるのか?

(2004年10月26日読了)