よはくのてちょう

手帖の余白に書くようなことを

『クリセニアン年代記(5)水晶の谷を越えて』ひかわ玲子・著/おおや和美・画…小学館キャンバス文庫(470円)237頁1995年01月15日発行・2004年07月02日読了{◆△}【ファンタジー・小説】

水晶の谷を越えて―クリセニアン年代記〈5〉 (小学館キャンバス文庫)
フェランはついに故国奪回の遠征に出る。
戦いに勝利するため、アルジェリックは「水晶の谷」へ赴く。同行するエステニアにとっては、因縁浅からぬ場所。故郷消失の謎を知る旅でもあった。
アルジェリックの考えは?エステニアやリプティがそこで見るものは?フェランの王都奪回は成功するのか?

「その〈天界〉ってのは……そんなに良い所なのか?」
「そうですね。……あなたには、きっと、退屈でしょう、エステニア・ラーザ」(p.198)