イーグルストライク|アンソニー・ホロヴィッツ/森嶋マリ訳/荒木飛呂彦画|集英社
「女王陛下の少年スパイ!アレックス」シリーズ第4弾。今度の敵は聖人のように思われている国民的歌手ダミアン・クレイ。そしてアレックスと因縁浅からぬ最強の殺し屋ヤッセン。しかも今回はMI6からのフォローもなく単独での闘い。
しかしアレックスの保護者アメリカ人女性のジャックやガールフレンドのサビーナたちも活躍。大ピンチの連続をかいくぐりながら反撃のチャンスを狙う。
007タイプのスパイ活劇だがアレックスが子供で、たいがいの相手より弱くスリルいっぱいなのと、物語に関係ない皮肉な描写が魅力。
サビーナが闘牛に関して口にしたことばといえば「牛が勝つのを祈るわ」のひとことだけだった。(p.18)
複雑で難解な文章に、すぐ読む気が失せた。その本は、気晴らしに経済新聞を読むような人物によって書かれたものにちがいない。(p.63)
イーグルストライク(女王陛下の少年スパイ!アレックス) | |
アンソニー・ホロヴィッツ著・森嶋マリ訳・荒木飛呂彦イラストレーション 出版社 集英社 発売日 2003.11 価格?? ¥ 1,680(¥ 1,600) ISBN?? 4087734021 | |
恋人のサビーナの父親が突然、爆破で重傷を負った。ジャーナリストである彼が、あるCIAの人物を調査していたことを知ったアレックスは、真相を解明すべくパリへ飛ぶ…。シリーズ第4弾。 [bk1の内容紹介] bk1で詳しく見る?? |