「田口・白鳥シリーズ」海堂尊

ナイチンゲールに関する10項目

-バチスタ続編
-殺人事件
-救急と小児科を一括して扱うオレンジ新棟
-歌
-歌の上手な看護師
-有名な女性歌手の入院
-小児版不定愁訴外来発足?
-「バチスタ」のような緊迫感と盛り上がりはない
-ひとつの章はとても短く読みやすい
-警察にも小型白鳥みたいなヤツが・・・


下巻10の要素
 ・下巻でいきなり白鳥登場、田口にふたたび災厄が・・・。
 ・えーと、これは・・・超能力の話?
 ・いいえ、歌の話。
 ・いいえいいえ、医療の話?
 ・この巻の白鳥は少しおとなしい、というか礼儀正しい?
 ・白鳥と加納、天敵同士の邂逅。
 ・哀しく美しい存在たち。
 ・玉村は遍路に出るか?
 ・今回の話はきれいすぎる。
 ・これは事件だったのか?
彼ら彼女らの再登場はあるのか?

(2011年03月30日読了)


 ・「ナイチンゲールの沈黙」と同時に発生していたできごと。
 ・今回は前回の中心だった小夜の同僚で友人、翔子の側。
 ・今回のターゲットは田口とは同期で「ジェネラル」の別称を持つ救命救急の速水のようだ。
 ・「ルージュ」は「血まみれ」意味らしい?速水の過去のお話。
 ・速水は患者最優先。
 ・速水はモテモテ。
 ・エシックス・コミュニティと衝突?
 ・ドクター・ヘリは飛ぶのか?(文庫版表紙はヘリコプターだが)
 ・ついに、ウワサの姫宮さん初登場。
 ・また出たAi。

(2011年04月08日読了)


この本の10の要素
 ・「ナイチンゲール」と同時進行でこんな大事があったって?田口センセ大忙しだなあ。
 ・今回殺人はない。
 ・エシックスと全面対決。
 ・白鳥参戦。
 ・高階がエシックスにまわした理由は?
 ・告発者は誰だ!?そして何故だ!?
 ・田口vs速水。
 ・贈収賄は「悪」であるか?
 ・救急医療を追いつめたのは誰だ?
 ・題名の「凱旋」

(2011年04月09日読了)

救急現場は神でなければ裁けないのだ。(p.139)


1.田口・白鳥シリーズ。
2.厚労省におもむく田口。
3.森博嗣キャラのような彦根、新登場。その「マリオネット」で、なぜか田口に興味を持っているらしいシオン。
4.医療行政とは。
5.官僚とは。
6.監察医制度のない日本。
7.白鳥がまっとうに見える、わけのわからない人々。
8.政治家が選挙と政局しか興味がないように官僚は自分たちの選良意識と利益にしか興味を抱かない。
9.Aiと解剖がなんで折り合えないのか素人にはわかりにくいよね。どっちも似たようなもんに視えるし。互いに補い合えばそれでいいじゃんとしか。スポーツにおける人間の審判と映像による判断の折り合いの悪さと似たようなもんってことかなあ。ともあれそこらへんの事情が今回はあるていど描かれている。いろいろトクする人ソンする人ってのがいるんでしょう。
10.現実離れしてきた一種のファンタジー

ここに描かれていることがどのていど本当なのかわからないけど、真実味を感じてしまう程度にはボクらは官僚を信頼していない。
だから本当のように見える。
そのなかで官僚らしくない白鳥と、その上司坂田はどうする?

とはいえ壮大すぎる提言が出てきて今後どうなっていくのかなあ、と。
ただ、壮大すぎるがどこか正しさも感じる。
この作者は小説を書いて正解だったろう。


東城大学医学部についての簡単なリストを下に置きます。