よはくのてちょう

手帖の余白に書くようなことを

「沖縄新聞」発行

信濃毎日新聞2010.12.09朝刊によると、1ヵ月以上前でしたか、このブログでちょっと紹介した長野県北安曇郡の松川中学校3年C組の生徒たちが発行しようとしていた「沖縄新聞」が無事出たようです。

自分たちが「知らない」ということに気づき、
「知ろう」と考え、
それを実行するということは、
簡単なようで、けっこう難しいものです。

倫社でおなじみの「無知の知」ってヤツでしょうか。
たぶん。

ぼくの中学校のときだったか高校のときだったかの先生が言ってたようなことかもしれません。
「お前らと、たとえば東大に行くような生徒たちとの間に、もともとそんなに差はあらへんのや。あいつらは知らへんことがあったとき、そのままにしておかれへんだけや」
ある程度真実のような気もします。

松川中の皆さんは「知ろう」としたことによって、まったく異なる場に上がることができたはずです。
見晴らしがよくなったでしょう。
今後ずっとその新しい視点は維持されるだろうと思います。
そして、おそらく何事に関しても、異なる視点があるはずだと思えるでしょう。