よはくのてちょう

手帖の余白に書くようなことを

シシトウを辛くなく育てるには

日本農業新聞2010.09.25 「アキバ博士の食農教室」より。

シシトウはトウガラシの仲間なので、もともと辛い遺伝子を持っている。
トウガラシは気温25度以上になると急激に辛くなる。
要するにストレスがかかると辛くなる。

木が弱ってストレスを感じていると先の尖ったシシトウになりやすい。
先の尖ったシシトウは辛いという言い伝えがあるが信ぴょう性はある。

辛くないシシトウを育てるには。
まめに水やり。
追肥
とにかくストレスを与えない。

というような内容でした。

ストレスがかかるとなぜ辛くなるのでしょう?
想像してみました。
カニズムではなく、そうなった理由を。

ストレスがかからない状況だと繁殖しやすいでしょう。
とりたてて身を守らなくても適当に繁殖できるでしょう。
むしろ、繁殖し過ぎを制限しなければならないかもしれない。
んで、どんどん食べてね、と。

でも、ストレスがかかるというのは繁殖しにくい状況のときでしょう。
辛さは刃のようなもの。
身を守りやすくなるでしょう。
絶対に食べられてたまるか、と。
自分は食べられても他のシシトウが食べられにくくなる。
ひとつの実ごと、動物は激しい闘いに身を投じなければならない。
シシトウに共生関係のある動物が存在するかどうかは知りませんが、もし共生動物がいるなら、そいつは辛さに耐えられるようになっているのでしょう。

まあ、ただの想像ですが。