よはくのてちょう

手帖の余白に書くようなことを

フライフィッシングってやってみたい

釣りにはまったく興味がありません。
せいぜい小学生の頃何回かの体験があるだけです。

近所の海にハゼを釣りには数度行きました。
また小型のタコみたいな釣り針でタコ釣りにも挑戦したことがあります。
ホンマに釣れてしまってボール(ほんま近所やったんで適当な器しか持っていってなかった)の中でうねうねうごくそいつを見ながら「どうするよ、これ」と困った記憶があります。

あとやはり近所の川で鮒釣りはちょいちょいやってました。
特にちゃんとした道具をもつということはなかったです。
駄菓子屋で売ってるええかげんな釣り竿にええかげんな針をつけてミミズやゴカイを現場であさって釣ってました。
と書いてみるとそれなりに釣り体験はあるのかあ、とも思いますが。

ともあれ現在はまったく釣りに興味はないのですが、フライフィッシングだけはやってみたいと思ってます。
なんかあの竿のしなりや糸のぴゅっ!と飛んでいく風情が美しくて。

たとえば書道では墨をするのがいちばん好きな時間です。
いつまでもすっていたい。
墨磨り的なさまざまな時間がいい。
なにかの準備的な単調な時間というのが、落ち着くのですね。

フライフィッシングも実際に魚を釣りたいとは思っていないのですが、美しい風景の中でひゅんひゅん竿を振っているその姿が気持ちよさそうで憧れるのです。