よはくのてちょう

手帖の余白に書くようなことを

バス

同じかたちのバスがつぎつぎに通りすぎてゆく。
乗っている人びとはそれぞれちがう。
それでもぼくは同じバスが通っていると思っている。
同一のイメージで眺めている。