よはくのてちょう

手帖の余白に書くようなことを

スクールソーシャルワーカー(SSW)


今年は「スクールソーシャルワーカー元年」と呼ばれているそうです。


学校現場に定着したスクールカウンセラーとの違いは、「川でおぼれている子を助けたとき、川岸でその子を手当てするのがカウンセラー。上流にさかのぼり、なぜおぼれたのか調べ、危険を取り除くのが仕事と教わった」という。(京都新聞2008.06.11朝刊より 佐々木千里さんのことば)


カウンセラーは心の傷を癒すために一対一で児童の相談にのるのが基本だ。これに対しSSWは、社会福祉の手法を使い、子どもを取り囲む環境を改善することで問題解決につなげる。働きかける対象は保護者、教師、社会福祉施設、地域社会と幅広い。(日経新聞2008.06.24夕刊「ザ仕事人」より)

原因を探っていく仕事のようですね。

事例を増やしていったら、救うためのシステムを作っていくこともできそうです。