よはくのてちょう

手帖の余白に書くようなことを

ソーシャル・インクルージョン

孤立・排除をなくすこと。

最近、ソーシャル・インクルージョンという語を聞きます。
きわめて簡単に書くと、人を社会的に孤立させたり排除したりしないようにすることのようです。

人はそれぞれ違います。
幸福に(あるいは普通に)生きにくくなるのは、その違いによって孤立したり、社会的に排除されていたりするから。
代表的なものとしては障害であったり、あまり知られていない病気であったりするのでしょう。
それ以外にも、いくらでもあるでしょう。
身近なところではたとえば妊婦さん、女性という性。内的トラウマということだってあるでしょうし、性癖、考え方などまでいろいろと。

まずそういう存在を認識し、そして誰もを排除せず生きやすくしていくこと。
ノーマライゼーションバリアフリーなんかの前段階の基盤的考えというふうに思えます。

ことばによってものごとが考えやすくなるということがあります。
個人的には、この語=概念によって福祉というものがとらえやすくなったような気がします。

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インクルーシブ友の会