よはくのてちょう

手帖の余白に書くようなことを

歩道の走り方

歩道を走る自転車を見ていると危なっかしいです。

たとえば、歩道を走るための規則を作るとしたら、次のような感じがいいでしょうか。

  • 車道の危険が無視できるほど小さいならなるべく車道を走る(法律では歩道を走れずあくまでも特例措置なので)。
  • 時速8キロ以下で走る(6キロくらいの方がいいかも)。
  • 歩行者を追い越す場合は1メートル以内に近づいてはならない。
  • 歩行者とすれ違う場合は50センチ以内に近づいてはならない。
  • 夜間無灯火は不可(法律で決まっているはずです)。
  • 歩行者に対してベル等の警報機を鳴らしてはならない(法律で決まっているはずです)。
  • 児童-幼児の近くでは時速4キロ以内に速度を落とし、さらに注意が必要。
  • 乳幼児を保持している父母等の近くでは(以下同文)。
  • 高齢者の近くでは慎重に運転し、1メートル以内に接近しないようにすること。
  • やむを得ない場合を除いて急激なコース変更をしてはならない。
  • 幅40センチ以上のふらつき走行は禁止。
  • 片手ないしは両手を離して運転してはいけない。
  • 立ちこぎはなるべくしないこと(フラつくだけだから)。

    etc...

ですが、これらをいちいち意識して走ったりできませんね。それよりは・・・

絶対に歩行者に恐怖感を与えないようにする。

そんな一文で済ませた方が上記各項目を守りやすくなるでしょうし、杓子定規に規則を適用しようとしてヘンな事態が生じないようにもできるでしょう。

個人的には、もし歩行者が怖がった様子をちょっとでも見せたら「負け!」という気持ちで走っています。
邪魔そうにされるのは仕方ないですね。実際邪魔でしょうから。