よはくのてちょう

手帖の余白に書くようなことを

形而上学的空間?

凍える冬の「自転車では寒いなぁ」と気が重い朝。
それでも乗ってしまえば意外に寒さが薄れていきます。

自転車にまたがったままだと、道端でパンやアイスモナカをかじるのも、あんまり気恥ずかしくありません。

たぶん、自転車はいくらか屋内なのではないでしょうか。

目にも見えない、風も雨も防げない、でもなんらかのバリアーのようなものが。

それはイメージによる壁。
自転車は形而上学的空間を成立させているのかもしれません。