よはくのてちょう

手帖の余白に書くようなことを

異端

異端と正統なんてあるわけもなし。なにかを異端と言うときは自分の眼では見ておらず自分の頭で考えてもない。
あるいは異端であることはたんに少数であること。あるいは支配する側ではないこと。もちろん支配されるわけもなし。
異端であることは自分の頭で考えていること。価値判断を自己に置いていること。
つねに異端でありたいものさ。