よはくのてちょう

手帖の余白に書くようなことを

黄色山の印刷所

わが社の出版物を印刷してくれています。



印刷所では
職人が一生懸命
鉛の活字を組むのです

でも
組んだはなから
活字が
勝手に踊りはじめ

あっちにいったり
こっちにいったり
ぐるっとまわったり
ちっともじっとしていません

でも
それでまた
ひょっこり
真実が
詩が
生まれたり