よはくのてちょう

手帖の余白に書くようなことを

蠅が…


さっき昼休みのとき、近所の公園でベンチに腰かけていると何か黒いものが落ちてきました。

見ると、大きな蠅でした。

へぇ、まだ生きてるんや。

そう思って追い払おうとしたら、まったく逃げもせず、予想外にも指で触ることになってしまいました。

ありゃりゃ。

さらにつついてみてもまったく動きが鈍い。

あの素早くて図々しくて注意深いこいつらですら、この寒い中では弱ってるんやなぁと思い、とりあえずベンチでいっしょに腰かけていることにしました。

少しでも暖を取ろうと、人間の近くに寄ってきたのかもしれませんね。