万年筆とIT化
うわのそら書房のIT化はとても遅れています。
編集部に古いWindowsマシンが一台しかありません。
サイトも、はじめ社長がひとりで作ろうとして歯が立たず大失敗し、結局詳しい人間もおらず、でも「忍者ブログ」という高機能なブログのことを知ったので、それで肩代わりできるかもと、作っている状態です。
でも、わが社はそれでもいいと思っているのです。
このサイトを作れる程度のマシンがあれば。
そんな考えの人間が揃ってしまいました。
わが社では普段は皆、万年筆と手帖、原稿用紙です。
紙という素材は元来意外に頑丈で、データの損失などほとんどありません。一覧性も高いし。
データの検索が楽とかのメリットを考慮しつつも、電子化の弊害をより強く感じてしまうのです。
もっとも、ウチの社長なんかだと文字そのものがデータのプロテクトになってるんですけどね。
印刷所泣かせで、まあ、いろいろと苦情がありますね。
最近は、今でも活字で印刷できる書店を探しているのです。
ガリ版印刷なんかでもいいですね。神戸の方にそういう印刷所があると聞いています。
印刷とは、本づくりとはそういう過程を経るものであってほしいと思ったりもしています。
参考リンク
・印刷博物館
・MIZUNO PRINTING MUSIUM
・印刷図書館
・朗文堂@アダナ・プレス倶楽部
・東京製本倶楽部
・嘉瑞工房
・大日本印刷@DNP 秀英体
・Web謄写印刷館
・山形謄写印刷資料館
・大東化工株式会社@謄写技術資料館
・昭和堂月報の時代
・美篶堂(みすずどう)
・紙の博物館
・ビブリオテカ・グラフィカ
・書物の歴史
・国立国会図書館@インキュナブラ 西洋印刷術の黎明
※ この文章はフィクションです。実際にはそういう印刷所等を探したりしていませんので、ご了承ください。リンクはホンモノです。