よはくのてちょう

手帖の余白に書くようなことを

ファン心理

どーでもいいことですが、プロ野球の巨人ファンと他のチームのファンはまったく異なる精神を持っているのではと最近考えています。
ぼくは横浜ファンですが、地方出身なのでかつては巨人ファンでもありました(昔は地方では巨人の試合しか中継してくれなかったのでほとんど必然的に巨人ファンになってしまうのでした)。両方に対する意識に違いがあるように思ってました。
おそらく…巨人ファンは「勝利」というエサを与えてもらおうと待っている飼い犬のようです。だから勝てないと満足できません。
他のチームのファンはもっと、能動的であったり保護者のようであったり、いやそれよりも、「いっしょにやろう」という対等な関係、仲間意識をチームに対して抱いているように思えます。だから勝てなくても、選手たちが一生懸命野球をしてくれているだけであるていど満足です。ときに不誠実であると、仲間として悲しいです。
それらはプロ野球に限らないですね。ある力士が横綱になるまでいっしょになって応援してきた人と、横綱になってからのファンでは精神構造が違うと思います。
対象が強いから応援するようになるいう人は多く、優勝した翌年にはファンが増えるようですが、人間、というか生物はやはり与えられる方が楽でいいのでしょうね。