安楽椅子探偵ONAIRを推理
今年も推理して、とりあえず送ってみました。
これまでの的中率6割ですが、今回は自信ナシです。いろいろ考えてみました。さて、どれを送ってるでしょう?もう締め切り過ぎてるから書いてもいいですよね?解答編まであと少しあるので、それまでしつこく考えましょう。
個人的スタンスですが、その他おおぜい的なキャラクタが犯人だったという推理はしないことにしてます。管理人とか執事とか刑事とか、ほとんど登場してないキャラとか。ぼくにとっての「本格ミステリの条件」から外れるので論外ということで。
あっ…他地域では違う日に放送だった?文字の色を変えとこうと思ったのだけどうまくいかないです。締め切りまだの地域の人は見ないで下さい。
高瀬川犯人説の場合
- みやび西大路マンションへ。トランクと身の回りのもの入れて。
- おそらくその夜中みやび急死(急性アルコール中毒あたり。殺人の根拠は見当たらない)。
- 西大路、死体をトランクに詰め車といっしょに廃棄。
- 1回目放送でルナはインチキと知る(2回目の時のバカにした表情)。
- 考えてみればけっこうヤバイことに気づきみやびの物を片づける。
- 赤いコートはハンガーにちゃんと掛かってあり、みやびらしくなく気づけなかった。
- 声を変え局に車の場所を電話をする(死体は返してやりたかった)。
- 2回目放送に合わせZを書き死体に黒いネクタイを巻く(局から4分)。
- 3回目の放送の後高瀬川、ルナの家に来てインターフォンで最初は黙っていた。
- 高瀬川がルナを殺害(ショックだったのとルナの名誉を守りたいため)。
- みやび殺人犯がルナも殺したと思わせるためノートを破く。
- 他の占いノートも記入済みのは持ち去っている(ビデオの性能上確認は難)。
- 直後、ルナを脅してモノにでもしようと考えたか西大路がやって来て死体を発見。
- ルナ殺人犯がみやびも殺したと思わせるため脅しの道具にでも使うつもりだった携帯を置いていく。(以上)
サブ司会の桂が犯人の場合のシナリオ
- みやび首吊り自殺。
- 桂、みやび宅に行き死体を発見。
- 桂はみやびと西大路の関係を知っていた。
- 桂、西大路を公開の場で陥れてやろうと考える。
- 車と死体を後の発見場所に破棄。
- 番組で取り上げるよう執拗に要請(ルナ登場は想定外)。
- 最初の放送でルナインチキと悟り安心し、利用しようと考える。
- どのノートを使っているか見る(偶然だが利用できるかもとは考えた)。
- なかなか死体が見つからないので、男役の声で車の場所を通報。
- 2度目の占いに合わせ局から黒いネクタイをちょろまかし死体の首に巻く。
- 同時にZも記入(桂の位置ではルナがXYZと呟いていたのが聞こえた。これは誰がやるにしろかなり危険な橋。たとえ近くにいた多聞ですら)
- 憎さ百倍で西大路に罪をかぶせようと考える
- 赤いコートへの工作(西大路が処分し忘れたのか、実はみやびのコートではなかった。この工作は実はどの時点でも可能)
- ルナがインチキだとわかったら各種工作もバレてしまうし、ルナ殺害を決意(これは少々無理がある)。また、ルナの占いを恐れているものがやったとカモフラージュにもなる(占いが真実だと警察に信じさせることができる)
- ルナ宅で最初つい男役の声で「情報がある」とか言ったが警戒されたので地の声で言い直す
- 中に入る
- ルナ殺害
- 犯人にとってまずいことが書いてあると思わせるためノートを破り
- みやび殺害と同一犯と思わせるため携帯置いていく
- 番組で刑事が持ってきたコートを「みやびのコート」と言う
太秦多聞の場合
(考え中)
鞍馬須磨子が犯人の場合のシナリオ
- みやびは荷物かかえて車で西大路のマンションに行く
- 鞍馬は以前から堀川の愛人としてみやびをマークしていて密会用マンションの場所も突き止めており見張っていた(それが西大路のとは気付かなかった)
- みやび殺害(死亡推定期間から2日の余裕があるのでチャンスはあった)
- 実はここまではどんなシナリオでも可。たまたま目の前で死にさえすれば。みやび殺害を推理することは難しい。急性アルコール中毒で死んだ可能性すらある
- 車と死体廃棄(後に見つかった場所に)
- 最初の放送でルナは占いで男と言っていたしおおむねハズレで安心(この時点でルナはインチキと悟る)
- 車の場所を通報
- 2度目の占いに合わせ局から直行で死体に黒い布を巻きに行き、またZも記入しておく(ルナがXYZと呟いていたのが聞こえたから。生放送時には文字はなかったので直後に書きに行ったのは間違いなく、警察もすぐ来ただろうしここは誰がやるにしろかなり危険な橋。たとえ近くにいた多聞ですら)
- 2日後堀川研究室に行ったときみやびが死んでも自分に連れない堀川に罪をかぶせようと考える
- 赤いコートへの工作(鍵やチケットや学生証はみやびから奪っていた。この工作は実はどの時点でも可能)
- ルナがインチキだとわかったら各種工作もバレてしまうし、ルナ殺害を決意。また、ルナの占いを恐れているものがやったとカモフラージュにもなる(占いが真実だと警察に信じさせることができる)
- ルナ宅で「情報がある」とか言ったが声を知られておらず警戒されたので名前を言う
- 中に入る
- ルナ殺害
- 犯人にとって都合悪い占いと信じさせるために(少なくとも男が犯人と信じさせるために)ノートを破りみやび殺害と同一犯と示すため携帯を置いていく
- 番組で堀川を陥れようと発言するがこれは失敗
クリアしときたい課題
- なぜルナを殺す必要があったか。
- ルナの占いを信じていた。
- ルナの占いには半信半疑だったがヤバい言葉があった。
- ルナの名誉を守りたかった。
- ルナの死を警察のミスリードにつなげたかった。
- 番組を劇的に盛り上げたかった。
- 悲鳴をあげたときがルナ殺害と同時なのか?
- たとえば、ナイフを出したことに驚いたルナが悲鳴をあげ、その後犯人に脅されたルナがどのノートを使ったか教え、再び玄関まで連れてこられて殺されたなら表紙を知らない者にもノートを破ることはできる。
- 殺されたのはルナだけではないのか?その場合のみやびの死因は?
- なぜ携帯電話をルナ宅に置いてくる必要があったか。ここが最もよくわからない部分だが、なんらかの意味はあるはず。被害者の所持品を持ち歩くこと自体が不自然なので単に落としたというのには無理がある。
- 単に、作者が二つの事件の犯人を同一人物だと示すために作者が使った。
- みやびの携帯を持った者がルナ宅に行ったときルナの死体を見出して撹乱に使った。この場合携帯を持った者はルナを殺していないと思われる。みやび、ルナ両方の事件が同じ犯人であると、わざわざ二つの事件を無理につなげる証拠を残すことにまったく意味はない。危険なだけ。携帯を持ったものは、ルナを殺した犯人が、みやびの方も殺したと罪をかぶってもらいたくて携帯を残したと考えるのが自然。この場合両方の事件の犯人は異なる。という説に傾いていったのは、この携帯が原因です。
- 赤いコートは本当にみやびのコートかor当日着ていたコートか。みやびor当日のコートでないのならば犯人が工作している。
- みやびは殺されてから出ていったのか、自分で出ていってから殺されたのか。
- 殺されていたならトランクに死体となって入って犯人と共に出て行ったといことになる。その場合後のすべては犯人の工作ということになる。
- 後者ならコートからチケット等が出てきたのは工作でない可能性も生じる。単純に西大路の密会マンションに行き、珍しくちゃんとハンガーにかけ、西大路を待つ間に眠ってしまうというような状況が。
- あえて死体を持ち出すメリットはなさそうなので生きているうちに自分で出ていったと考えるべきだとは思う。どこに行ったのか。妻が不在の愛人宅に行った可能性は強いが憶測に過ぎない。ただ、コートがあったということが証拠として可なら、西大路のところに行った。
- 前者なら、なぜ死体を持ち出す必要があったのか。
- 強いて言えば、そのままだと犯人を示す証拠が死体に残っていた。
- あるいは死体が欲しかった。
- 趣味で。
- 何かに利用するために(たとえば番組づくりに)。
- 犯人はなぜノートを破く必要があったのか。
- ルナの占いを信じていた。
- 占いを信じている者が殺したと警察を誘導するため。
- 例えば、男と占っているようなので女の犯人が。
- 映像的にノートの表紙を知る機会があったのは誰か。
- D、チーフAD、ADの三人。
- 再現フィルムの俳優たちと多聞。俳優たちは無名だし後に二人はギャラを取りに来ていた。
- 叔母もコピーのとき見た可能性あり。教授もグレーではある。めくってみたときたぶんすでに表紙側のカバーは外れていたように見える。
- トランクを引っ張っていったのは誰か?
- まったく無関係の誰かの場合。
- みやび本人の場合。
- 犯人がみやびの死体を詰めて。
- トランクは本当にみやびのものか?
- そもそもみやびの部屋からなくなっているものを示したのは誰か?
- 親や友人でもわからないと思われる。
- 犯人はなぜずっと死体を隠していたのか?
- 自宅なら、臭いもしてきていただろうし、ありえそうにない。廃棄した車の中に置いておき、ルナの占いに合わせて外に出したか?
- 怖くなって捨てられずにいた。
- みやびの死体はルナの占い以前にあったのか、犯人がルナの占いを利用したのか。
- 後者と考えるのが自然。
- 笛を吹いた人間が犯人というのはありうるか。
- 捨ててはいけない可能性だろう。いつかは出てくる可能性あり。
- 司会者が犯人だったらみやびのモノを片づけるタイミングが遅すぎる?
- 見つからないだろうとタカをくくっていたがルナの占いが当たって焦った。
- 司会者は犯人ではないが、殺されたと知って怖くなった。
- 叔母が犯人ならなぜ執拗に番組で取り上げるように交渉したのか。
- 動機に近くなるか?
- みやびが司会者との関係に悩んで自殺し、桂は司会者を公開の場で断罪してやろうと考えたということはありうる。この場合、ルナ殺害まで結びつけるのが難しい。
- ルナ殺害時に完全にシロと思われるのは誰か。
- 刑事二人。
- 刑事が電話を入れる直前(5分前)に刑事と同時にいた者。チーフAD、俳優二人。
- ルナが聞いたことがある声は忘れないことに意味はあるのか?
- ノートの表紙を見たことがある人物が犯人なのか?
- もしそうなら、これもかなり犯人が限定されてしまう。これもエサっぽい。
- コピーが残っていないことを知っている人間はP、D、チーフAD、ADの四人だけ。
- 上の声のことまで含めると残るのは、ほぼADだけになるのではないかと思われる。深草にはアリバイがあるので。
- ノートのコピー破棄には意味があるか?
- ノートの表紙を知っている人間はこれ以上いないと示すため?
- コピーが破棄された事実を知らない者が決定的なことをやっているかもしれない?
- 2度目の放映のとき、西大路はみやびの死体がどうなったか知っていたのではないか?
数人の人にTBしとこかな。