よはくのてちょう

手帖の余白に書くようなことを

「終わらない夜」セーラ・L・トムソン

夜の絵本。

さまざまな夜を不思議な絵と4行の詩とで。
最初に想起するのはエッシャーということになるのでしょう。
あとぼくはディズニーアニメ「ファンタジア」のアヴェ・マリアを。
これは表紙の絵からかな。

早く目覚めたい悪夢であるような、ずっといたい楽しい夢であるような、そんな絵が続きやはり目覚めずいつまでも眺めていたいような気分になるのでした。

イヴの晩に読む本としてはとてもふさわしいものになったのでした。

(2005年12月24日読了)