よはくのてちょう

手帖の余白に書くようなことを

文房具の本


文具が好きです。マニアというほどではないですが。

特に目的もなく文具屋でウロウロすることがあると以前会社の人たちに話したら笑われました。

そんなヘンなことかなあ?

文具の本って、表紙も洒落ているなあ。下に並べてみます。

『Stationery wonderland』プチグラパブリッシング(1890円)

オンライン書店ビーケーワン:Stationery wonderland


創業100周年を迎える銀座の文具店「伊東屋」のオフィシャルブック。伊東屋に並ぶ逸品をヴィジュアルに紹介し、その魅力に迫る。社長の貴重なインタビューも掲載。(bk1より)

『さわの文具店』沢野ひとし小学館(1680円)

オンライン書店ビーケーワン:さわの文具店


万年筆・ボールペン・原稿用紙から切手ぬらし器、紙縒など全50品の文房具を取り上げ、それぞれへの思い出、こだわり、喜びをイラストとともに描いたエッセイ。『本の窓』連載を単行本化。(bk1より)

『文房具56話』串田孫一筑摩書房(714円)

文房具56話 (ちくま文庫)

文房具が好きです。串田孫一さんも好きです。ならばなぜこれまで入手していなかったのか。ほんとになぜでしょう?わかりません。

出版されたばっかりのとき、ペラペラっとめくってみて、あまりにもあっけなく読めそうな雰囲気のわりに価格が高くてコストパフォーマンスが悪いような印象を抱いたような記憶があります。図や写真なんかもなかったようだし(これこれコストパフォーマンスじゃないやろ、読書って)。

文房具は好きですが、マニアの域に達していたりはぜんぜんしません。あーこの文具いいなあ、と思っている程度です。特に手に入れたりはしませんし。文具界もたぶんぼくにとっては一種のファンタジイ=架空の世界なので、その異世界の気分を味わうのが好きなのでしょう。だから文具に関する本を読むのはとても好きです。うーん、何を書いているのかわからなくなってきました。

ともかく、この著者なのだから、その好きな文房具についての、雰囲気のある文章を堪能できるはずです。早く読もう。

『文房具を買いに』片岡義男…東京書籍(1680円)

オンライン書店ビーケーワン:文房具を買いに


日本有数の文房具フリークである著者が、万年筆、手帖、ノート、鉛筆、消しゴム、ダイアリー、インデックス・カード、押しピン、タイプライターなど、文房具の数々を愛情に満ちた文章とカラー写真で綴る。