よはくのてちょう

手帖の余白に書くようなことを

『言海』大槻文彦…ちくま学芸文庫(2310円)

言海 (ちくま学芸文庫)
日本最初の国語辞典とも言われている、あの『言海』が文庫本に。文庫にしてはかなり高いですけど、欲しいです。

《言葉の解釈がキリッとしており、俗語、方言も入れていた。とりわけ動物、植物の説明はユーモラスである。たとえば猫。「其の睛、朝ハ円ク、次第ニ縮ミテ、正午ハ針ノ如ク、午後ハ復タ次第ニヒロガリテ、晩ハ再ビ玉ノ如シ、隠処ニテハ常ニ丸シ」とある》(神奈川新聞2004年5月17日「照明灯」より引用)