よはくのてちょう

手帖の余白に書くようなことを

絢爛舞踏祭 ザ・マーズ・デイブレイク


ぜーんぜん期待せず見はじめたのだけど、これがけっこういいのでした。

主人公は熱血タイプなのに、どこか茫洋として天然っぽい。

キャラたちの軽いノリがいいです。

舞台は火星。なぜか水が過剰な世界となっている(もしかして、テラフォーミングに失敗した?)。地表のほとんどは海に覆われ、海中に浮遊する建造物に人類が暮らしています。

火星は地球に頭が上がらないような力関係のようです。クールで落ち着いた美女のフリをしているが実はガサツな火星大統領のキャラがなかなか好きです。

主人公は場末の町でしぶとく生きてきた青年(少年かな?)。ひょんなことから悪名高い海賊船「暁の船」(潜水艦)に乗ることになり、そこでシェフ兼機動兵器(ロボット)のパイロットとしてやっていくことになりました。主人公のペンダントはなにかいわくのあるものらしく、彼の騎乗する高性能ロボットもペンダントが呼んだようです。

一方、主人公の幼なじみらしい少女は地球軍でパイロットとなっており、海賊退治にやってきています。彼女のターゲットは「暁の船」。

しかし、なぜ絢爛舞踏祭という題名なのだろう?