よはくのてちょう

手帖の余白に書くようなことを

攻殻機動隊


見始めると目を離せません。

すごく細かくできています。

一言や、ひとつの動きを見逃せない。

架空の世界にリアリティ。ホンマっぽく見せることができているという意味で。

さまざまな駆け引き。政治的な、あるいは人間関係の。

大人なアニメです。しぶいなあ。

西暦2030年。人類はサイバー化しています。

首の後ろに各種端子が露出しており、情報のやりとりを行っています。

肉体も擬体(義体?字は不明)と呼ばれる人工的な肉体が実用化されていて、脳以外のすべてが擬体となっている者もいます。映画「イノセンス」(未見)では主人公を貼っているバトーなんかもそうした一人のようです。

ゴーストという言葉が頻繁に出てきます。

数年前の映画「ゴースト・イン・シェル」(未見)のゴーストも同じでしょう。

「魂」というくらいの意味でしょうか。それにもう少し何らかの意味付けがなされている気もしますが。

 「シェル=甲殻」は擬体のことでしょうか。ネットという檻のことかもしれません。

 

 主人公の草薙素子さんはコミックスよりだいぶ大人っぽい雰囲気の女性に描かれています。