よはくのてちょう

手帖の余白に書くようなことを

鉄人28号


 なつかしいアニメの復活。今回は昭和30年代の雰囲気をそのまま生かそうとしているようです。それがかえって新鮮。

 物語、動きに今川泰宏監督のケレン味が出ている。「ミスター味っ子」「Gガンダム」「ジャイアント・ロボ」なんかの監督だった人だと思いますが。こういうのは上手やなあと思います。

 惜しむらくは、戦争に関する記述が前面に出すぎてるとこでしょうか。(あえて、わざとそうしているのでしょうけど)。

 そしてもうひとつ。この生意気そうな正太郎クンではショタコンが生まれそうにないこと。

 鉄人より好きなブラックオックスという黒いロボットの扱いがどうなるか気になっています。