よはくのてちょう

手帖の余白に書くようなことを

かぐや鼠


卵子だけで生まれたマウスは「かぐや」と名付けられたそうです。なるほど。もっとも竹から生まれたのでは、卵子も必要なかったわけですけど。

それはさておき、専門的なことはよくわかりませんが、精子の役をするものを作って…ということらしいので、どことなく無理は感じます。精子は結局必要だったということですね?

聞きかじりの知識なのですが、メスから何か(染色体?)欠けたかプラスされたのがオスで、生物の本来の姿はメスだとか。ならメスだけで生殖可能なのはありえそうですが。オスだけでは絶対不可能なのでしょうね。

これはSF的発想なのですが(というか、SFというほどの根拠もないですが)、なんらかの理由で世界に男性、もしくは女性だけしかいなくなるという状況が発生したらと考えることがあります。そんな世界だと、今回のようなことや、クローン人間のことなんかも倫理的にどうこう言うような余裕がなくなってしまうのだろうなあ、とか。そんな危機的状況のとき、人類はどう倫理と折り合いをつけられるのでしょうか?

→ 東京農業大学のプレスリリース (専門的すぎてぼくにはちょっと難しい)

→ スラッシュドットジャパンの記事。多くの人のコメントがありました