高橋まゆの小部屋12室

夢を見た。
ホントはもっと盛りだくさんだったが。
拾えるだけ拾ってみた。

スズメバチの巣。
たたいたら落ちて本の間に挟まれる。

自室に戻る。
虫だらけの床。
硬い黒い何かを踏む。
足を上げるとそれも虫。
そそくさと去ってゆく。
それを追って何かの速い影。
眠るのに苦労しそうな部屋だ。
でもボクの部屋だ。
どうしようか悩んでいる。

鍵を拾う。
友人が窓から示す。
ビルが見える。
あのビルの鍵のようだ。

ビル。
1Fホールでなめらかな革製の鞄を拾う。
前からほしかったような。
トラベラーズノートをしまう。

屋上。
なにか不思議な体験したような?
乗り出すとふわふわ落ちる。

舗道で寝ている。
上から和風テイストのテンポいいジャズ。
男の声の歌。
聴いたことがない旋律。
そして「早く行こうぜ」

意地で寝ている。
舟木和夫と舟木ユカのラジオ番組。
ユカはかわいい声。
番組終了のあいさつ。
風邪をひいているらしく最後に鼻水の音。

屋上に高橋まゆの小部屋12室。
狭い。
ある小部屋にはさらに6つのトイレ。
男が小さくなって用をたしていた。

「マトサラダへようこそ」

夢を見た。

ノーベル文学賞候補だったが、受賞を逃している作家の短編集が話題になっているとのノルウェーのテレビニュース。

その作品は「マトサラダへようこそ」。

あるかどうかわからないような不思議な料理を紹介する料理番組。
その料理の奇妙さと、番組中のしゃれた会話。
そして番組が終わるとき画面に表示される、人を小馬鹿にしたような教訓めいた一言。
そんな番組の毎回を淡々と描いていく短編連作。

そして数回分が忠実に映像化されたDVDを入手したところ。

小島の上の我が部屋

夢を見た。

「空」と書かれているカードを持っている。
いわゆるトレーディングカード的ななにかのようだ。
札というべきなのかもしれない。

力を開放してやる。
すると空を飛べる。

海の上を飛んでいる。
紺碧、少し青みがかった黒に近い色。
波がキラキラしていてまぶしい。
しばらくいくと小さな島、というより海に突き出た岩がある。

その岩全面を覆うように細長いビルが建っている。
長辺30メートル、短辺15メートルぐらいの長方形で5階建てか6階建てのビルだ。
最上階がボクの部屋だ。

このビルは各部屋のベランダか窓からしか入れない。
船を着けられるような場所もない。
飛べない者は入れないのだ。
「空」のカードは部屋を借りるとき一種の鍵としてもらったものだ。

コースを慎重に調整しながら自分の部屋のベランダに飛び込む。
これが毎度毎度けっこう難しい。

窓やベランダは開けっ放しだ。
ガラスも入れていない。
きわめて開放的で落ち着かない。

ほぼワンフロアだ。
モノが雑多に重なっている。
散らかり放題だ。

トイレと風呂以外に、もう一角だけ周囲から独立させた小さな密室を設けている。
どうしても落ち着かない気分になったときはそこに篭ることにしている。

さて、今日自分の部屋に入ってみると。
他人のいる気配がある。
ゴチャゴチャした様々なもののいずれかの裏にいて見えないのだろう。
「誰かいるの!?」
敵意は感じられないので知人かもしれないがどうやって入ったんだろう?

世界は32人

夢を見た。

人類はほぼ絶滅し地表には32人しかいなくなった。
宇宙や地中にはまだ少しいる可能性もあるようだった。

自称大統領が呼びかけたので皆が一箇所に集まり暮らすことになった。
どうやらニュージランドあたりらしい。
いろんな問題や危険に遭遇しつつなんとか乗り越えて生きている。

ある潜水艦の運命

夢を見た。

主人公は高性能潜水艦の艦長、おっさんだ。
ボクはその中には入っておらずただの視点だ。

艦長には妻と息子がいたがなんらかの理由で二人とも喪っているらしい。
一度にではなく妻に先立たれた後、息子も喪った。

艦長にはつねに鬱屈した想いがあるが任務はきっちりこなしている。

艦長には現在恋人が一人おり、さらに行きつけの喫茶店のウエイトレスがなにかにつけ世話を焼いてくれる。
いまのところウエイトレスとはまだたいした関係になっていない。
ただその娘の母性本能を艦長が刺激しているだけのようだ。
妻の幽霊はあなたは彼女を解放してあげなくてはならないと常々忠告してくる。

そんな日々の中、艦長は同型の僚艦とともにひとつのミッションを成功させる。
ある基地の破壊だったのだがその基地にはたまたま超超最新鋭の潜水艦が立ち寄っていた。
これまでの潜水艦の概念を覆すとんでもないヤツらしい。
基地の爆破にも軽く生き残ったそれに目をつけられ艦長たちは追跡されはじめる。
敵にはさらに、あらゆる潜水艦から恐れられているなにかが従っているようだ。

どうやらこの先僚艦は沈められてしまうようだが逃げはじめたところで夢は終わった。

隕石をつかんだ

夢をみた。

大阪駅
阪神と阪急の間の大きな歩道橋を大阪駅側に降りていた

いきなり
空から
隕石が
落ちてきた

ずーん!!

ボクの側からは隠れて
見えない
阪神側に落ちた

ヤバ

逃げようとしたが
ときすでに遅し

粉々になった
隕石のカケラが
周囲に飛び散って
ボクのほうにも
降ってきた

ひとつがどうやら
ボクに直撃コースだ

しかたない
逃げるのをやめて
そいつをキャッチした

痛い
熱い
でもナイスキャッチだった

手を開けて
見ると
まだらに緑がかった
トゲトゲシタ

ちょっとぶきみに
輝いている

なんだか
悪いものを放出しているんでは
ないかと
ちと
不安に感じた