よはくのてちょう

手帖の余白に書くようなことを

科学

最古のマントル物質

共同通信・徳島新聞2010.08.17夕刊。カナダのバフィン島とグリーンランド西部で45億5000万年前から44億5000万年前のマントルに由来する物質が発見されたそうです。 国際研究チームが発表。 「これほど古い物質が残っていたのは予想外」と書かれています。 地…

空気の摩擦?

ずっと前に聞いたか読んだかした話ですが。 クマバチだったか、マルハナバチだったか、アブだったか、とにかくハチ系でまるまるっとしたヤツのことでした。航空力学上(あるいは流体力学上)、そのハチは飛べるはずがないという研究でした。 なのになぜ彼ら…

笑顔について2つの記事

四国新聞2010.08.13。2つとも共同通信の記事と思われます。ひとつは、オムロンの「スマイルスキャン」というマシンがサービス業の訓練や、面接対策などでの利用が進んでいるとの話。 「数値だと受け入れやすい」とオムロンの担当者。 そういう時代ですね。 …

北極海は安全なの?

どちらも共同通信の記事。北國新聞2010.08.12朝刊。 温暖化の影響で(?)、北極海の氷が減り、船の運航がしやすくなったのでロシアの大型タンカーがムルマンスクから中国のどこかに向け北極海横断の航海に出たという報道。一方で・・・東京新聞2010.08.12朝…

藻を栽培する魚

クロソラスズメダイが餌となる藻のイトグサを栽培しているらしいことがわかったそうです。 他の海藻が生えたら取り除いたりして世話をして、イトグサのみの畑を作っているとか。 「農業の起源を考えるヒントになるのでは」とのこと。 ・ http://www.47news.j…

キョクアジサシの飛距離は?

東京新聞2010.08.06朝刊 連番なしの連載「探鳥」(堀内洋助さん写真・文)より。キョクアジサシという渡り鳥は片道2万キロ移動するのだそうです。 これは世界で最も長い渡りの距離なのだとか。 全長36センチの小さな鳥ですが、写真を見るといかにも飛べるヤ…

顔の識別ができない

他人の顔の識別がほとんどできまへん。 名前を覚えるのも苦手やけど。 異常と言えるレベルやろうと思います。 一種の障害なのかもしれません。特に、いつも会っているのと別の場所で待ち合わせなんかすんのはプレッシャー。 視力が0.3くらいなんで、よう…

猫vsカラス

たったいま職場の非常階段の踊り場でたばこをすっていたら道をはさんだところにある倉庫の屋根の上で猫とカラスが闘っていました。 というより一方的にカラスの方が追い立てていたようです。 猫がカラスの巣でも狙っていたのでしょうか。本気になれば体重の…

なぜパニックになる?

人はなぜパニックにおちいるのだろう? 人だけではなく動物はそうなりがちか? メリットはなさそうなのに?でもそういう機構がいまだに残っているということは何らかのメリットがあるのだろう。 考えてみた。 いつもの通り、口からでまかせのヨタ話だけど。…

管理する自然

聞いた話ではキリスト教圏では、自然は神さまが「人間のために」用意してくれた財産なので、「人間に」すべての権利があり、「人間が」ちゃんと管理していかなければならない、というような感じらしい。 つねに「人間」が中心となるようです。 トップには神…

天文楽士

福島県の「星の村天文台」では4月から講習を修了した人に独自の「天文楽士」の称号を与えてくれるそうです。 なぜ「楽」なのかというと、天体を楽しんでほしいという願いがこめられているようです。星の村天文台 ・http://www.city.tamura.lg.jp/ta_hosihomu…

ライブカメラ

ライブカメラを集めてみようかな、とか。 とりあえずふたつだけ。これから少しずつ増やしましょ。 京都大学ライブカメラ(霊長類研究所、白浜水族館、桜島、キャンパス風景など) 世界のライブカメラ

科学の付録

北海道新聞2010 03 04朝刊に学研の雑誌「科学」の付録の特集があった。 写真の3つは持っていた記憶がある。 試験管、鉱物標本、月球儀。 試験管はもしかしたら持っていた分とは違うかもしれない。 飽きずに眺め遊んだものだなあ。特に好きだったのが鉱物標本…

雨を察知する能力?

今日は雨が降っていたけど、激しくなりそうにないので雨具を持たずにちょっと濡れながら自転車で出社しました。 だいたいこういう勘は当たります。われながら不思議ですが、誰でも感じられるのでしょう。 なぜ激しい雨にならないと感じたか考えてみました。…

ブブブろぐ?

「ゲゲゲの娘、レレレの娘、らららの娘」という本が出てます。 聞いただけでどういう人たちがわかってしまう。 上手いネーミングだなあと思いました。だいたい、続く音というのは強いのですね。 とても印象に残りやすくなるのです。 それも3つも続くと2つの…

出生率低下の原因は(生物としての)

一般に先進国では(という言い方は「後進国」ないしは「発展途上国」の目指すところはここですよという押しつけがましいところがあり、嫌いなので「成熟国」とか「完熟国」とでもしたいところなのだが、あまり通用しないのでやはり「先進国」と書くのだが。…

カラスは不規則

最近読んだ新聞記事(どこの記事かは忘れた)。 カラス害を防ぐため、カラスの生態調査をした地域があった。 でも、カラスの行動は不規則で、結局参考にならなかったそうだ。前に、鳥の群れの動きは波のように感じられると書いてみた。 でも、時間とかそうい…

偏食してもいいの?

東京新聞2009.11.10朝刊 科学面「人には聞けない」のコーナー。 「肉や葉ばかり食べている動物は栄養が偏らないの?」という質問が来てました。 一瞬「ん?」と手が止まる面白い質問でした。 そう言われてみれば・・・? ちょっと考えたら、そういうふうに身…

がんばれ!はやぶさ

「はやぶさ」(小惑星探査機)の応援をしている人は多いと思いますが、またもやトラブル発生してしまいましたね。 イオンエンジンの1基が停止してしまったようです。 これで4基あるうちの3基が停まってしまい、あと1基のみということです。 ふらふら。 …

害虫の効能

セジロウンカに食べられたイネは、青葉アルデヒドと呼ばれる物質を大量に生産し、白葉枯病にかかりにくくなるという意外な効果があるとわかったそうです(神戸新聞・共同通信2009.11.05朝刊)。 生物と生物のつながりって、奥が深い・・・

逆回転する惑星

熊本日日新聞・共同通信2009.11.05夕刊より。 すばる望遠鏡が発見。 恒星の自転とは逆向きに、その恒星の周囲を公転する惑星。 はくちょう座の方向に1千光年離れた惑星。 それにしても、なぜそんなことに? ちょっと勝手な推理。 普通、そうはなりそうにない…

ピアニストがすごく速く指を動かせるわけ

ピアノ演奏の映像などを見ていると、信じられないくらいの速さで指が動く。 自分で机をたたいてみると、指が絡まってしまう感じ。 だんだんぎこちなくなって、動かしにくくなっていく。 もちろん訓練のたまもののわけだが、なぜあんなに速く動かせるのだろう…

もしもプレーリードッグがゴキブリを駆逐したら?

そんなことはありえないでしょうけど、もしもプレーリードッグが外来種として繁殖し、それが原因でチャバネゴキブリ(べつにヤマトゴキブリでもなんでもいいけど)が絶滅の危機に瀕したら、日本人はどうするでしょう? なんとなくプレーリードッグの駆除には…

ストレスの上書き

そう考えると、ストレスはストレスにより解消されるのでは、と最近考えている。 休みすぎた後は、仕事をすることによってストレスが解消されたりするのだ。 ちがうかしら?なんか、当たっているような気がするのだけど。ストレス解消というのは、要は違うタ…

「人類がいる世界」という環境

病原菌の中には宿主を殺してしまう、おバカな連中がいるという。 ならば人類は? なんぼなんでも地球という宿主は殺せないだろう。 その意味では、病原菌よりはマシに見える。 しかし、地球にある「自然」を殺すことは可能だし、その道を歩んでいるように見…

脳についての本を読むと自分が見える

脳に関する研究の記述や、本を読むのは楽しい。 脳一般について書いてあるのだけど、だんだん自分自身のことが理解できてくる。 自分が見えてくる。 でも、 ということは、 ふだんは「自分」という殻の中に入っているから自分しか見えず、「自分」という特殊…

賢いカラスの映像

細い筒の水面に浮いていて、取れそうにないエサを、カラスはどうやって取るか?

子どもが苦いのを嫌う理由

子どもは全般に苦い味を嫌うようだ。 それにはどうやら理由があるらしい。 毒性のあるものは苦い味である確率が高い。 子どもは抵抗力がない。 自分の身を守るため、苦い味のものは排除しようとする。 子どもの味覚はもともとが敏感にできている。 抵抗力が…

冬の南半球で新型インフルエンザは1人から1.96人に感染

読売新聞2009.07.27夕刊より ユトレヒト大学(オランダ)の西浦博研究員らのニュージーランドでの調査で判明。 この数字をもとに試算すると、感染防止策などがない場合、大流行が終息するまでに人口の78.6%が感染するとしている。

サルに噛まれた話

今サルの写真を見ていて不意に思い出した。 サルに噛まれたことを。 小学生の低学年の頃だったと思う。 近所の魚屋さんがサル(たぶんニホンザル)を飼っていた。 彼(ないしは彼女)はいつも店の前の止まり木に乗っかって、道ゆく人を睥睨していた。 子ども…