よはくのてちょう

手帖の余白に書くようなことを

2009-08-01から1日間の記事一覧

武器

ぼくの武器は、見なかったフリをすることです。

辛十四娘

青年が少女(十四娘)をみそめ、血縁の幽霊の援けも得て結婚した。 どうやら異界のものらしいが、気にしなかった。 あるとき、妻の助言に従わない付き合いをして冤罪で逮捕されるが、彼女に救われる。 それからまもなく、妻は代わりの女を置いて死んだ。 し…

鞏仙

道士が王に合おうとしたが、追い払われた。 道士は術を使い尊敬を得た。 事情のある恋人たちに、袖の中で逢引も出産もさせてやった。 産の血で穢れた衣服を取っておくと、道士が死んだ後にもご利益があった。 その後、死んだと思われた道士に会った者が現れ…

妾撃賊

本妻は妾をいじめまくっていた。 あるとき賊が入った。 妾は棒で全員を叩きのめしてしまったのだった。 実は槍棒の秘術を身に付けているのだとか。100人くらいは平気なんだとか。 本妻はビビったが、妾は本妻を立てつづけた。 「聊斎志異」第1巻P.32

西湖主

湖で竜を助けた青年が、後に同じ湖で遭難して、不思議な場所に出た。 そこで、助けた竜と再会し、竜の娘と結ばれる。 しかし、どういうわけかまったく同時に現実世界でも彼は生活していたのだった。 「聊斎志異」第1巻p.17

見える

「見えていると思っていても、見えていないものなのよね」 「何が?」 「見えているフリをするだけなのよ」

冬の南半球で新型インフルエンザは1人から1.96人に感染

読売新聞2009.07.27夕刊より ユトレヒト大学(オランダ)の西浦博研究員らのニュージーランドでの調査で判明。 この数字をもとに試算すると、感染防止策などがない場合、大流行が終息するまでに人口の78.6%が感染するとしている。