よはくのてちょう

手帖の余白に書くようなことを

2009-03-17から1日間の記事一覧

鍵はふたつの顔を持っています。やすらげるなじみの場所に入るための鍵と、見知らぬ旅へと出るための鍵。

学校

集団の中の自己についてまなぶ場所。それ以外のほとんどは「つけたり」とも思えるが今ではその「つけたり」の方が重要みたい。

温暖化

だいたいなんでも温暖化のせいです。あなたがフラれたのもきっと温暖化のせいです。

オフィス列車

ご近所にある他の会社の社員が言っていました。 「ぼくの職場は列車の中の賃貸スペースにおさまっておるのです。現在どこを通過中か把握できていないと出勤できないのです」 「それはまたたいへんですね」

偉い

自分で偉いと思っている人はたいてい偉くはないものです。

もっとも完成された自己表白のかたち。

裏切り

ハナから信じていなければ裏切られても痛くはありません。でも、裏切られることもまたカッコイイことかも。ヒロイックな気分にひたれることも多し。

生物としては好きですが食物としては苦手です。この漢字、身のまわりで聞くかぎり女性は「さかな」と読み男性は「うお」と読む傾向が強いようです。

病院独法化

各地の自治体病院が「地方独立法人」に移行する話が持ち上がっている。 理由は経営不振を打開するため。移行すると経営の自由度が広がる。 収益を増やすのに必要な医師を雇用する自由度も増す。 問題点は、収益優先となり、患者や地域が切り捨てられないかと…

コベネフィット

朝日新聞2009.01.14より 途上国の交通渋滞や大気汚染などの環境問題を解決し、同時に二酸化炭素(CO2)の排出を減らして温室効果ガス削減という国際社会の責任を果たす「コベネフィット(相乗便益)」という考えを日本政府が唱えている。途上国にとって環境…

アスペリティー

プレート境界が固着した場所。激しい揺れの震源になりやすいそうだ。 ふだんは固着しているのが限界に達したらガンといっきょにはがれるからとか。

個性

自己満足できているできているときに最も発揮されていると思われがちな宝物(じつはしょぼい宝物かもしんないけど)。実際にはそんなものはほとんどない。

根拠

手前勝手な必然性。

けむり

存在のひとつの理想。死んだらそのまますぐにケムリとなって消えてしまえるものならいいのに。

計算尺

複雑な定規のような形をした、だいたいの近似値しか出せないのがいいところの計算機。ものごとはその程度で良かったのにね。

原因

みんなが欲しがっているもの。あると安心できるらしいです。

雲を飽きずに眺めてしまいまうことがよくあります。 下に書籍紹介。 著者は「雲を愛でる会」を立ち上げて、サイトまで作っておられるとか。 「雲」の楽しみ方ギャヴィン・プレイター=ピニーおすすめ平均 雲の魅力を総合的に紹介雲の魅力を総合的に描いた決定…

クローン人間

もし本当に技術的に可能であるならば、どれほど規制しても必ずいつかクローン人間は登場します。人類はおそらくきっとこれまでに可能なことを見逃したことは一度もないでしょうから。そのとき可否を問うても詮無いこと。自分の存在が否定されてしまうとその…

クリスマス

アニミズム的世界にいる者にとってはキリスト教の神だって神の一柱にすぎません。よってすんなり、どんな宗教行事も自分のものとして楽しめるのです。

儀式

儀式に意味などありゃしない。されど心のスイッチを切り替えるくらいの役には立つさ。そしてなによりイベントは多い方が愉しいものね。 成人儀式などは、それによって自分自身の心のありようそのものを変えるものだと思います。そうすることによって大人にな…

傷つく

傷つけられることによって正義は自分のところにやってくる。これで相手をどれほど傷つけ返しても大丈夫。

拒絶

タビビトはすべてを受け入れすべてを拒絶する。