よはくのてちょう

手帖の余白に書くようなことを

2004-06-24から1日間の記事一覧

死の側から見た生の思い出(3)

(2)長篇小説(ロマン)とは その他の堀辰雄さんの作品とはなにかしら異なるところがあるように感じたのには、前述の「小説のことなど」を読んで、いちおうの解決をみました。 それまでの彼の小説は次のようだったでしょう。 活きた混沌からひとつの小さな秩…

FFX-2

ベベルの迷宮は80Fちょいのとこでしばらくお休みして、積み残しのいろいろをやってます。主に取得していないアビリティをマスターしていってます。そのついでにその他のことも。 昨日はミヘン街道に派遣してたチョコボが新しい洞窟を見つけてくれたので、そ…

岡本綺堂「中国怪奇小説集」

中国怪奇小説集 (旺文社文庫 41-10)岡本 綺堂旺文社発売日:1978-01ブクログでレビューを見る»中国綺譚のコンビニ。『聊斎志異』と同一線上にある本でしょう。サブセット版というか、縮小版というか、そんな感じです。まあ、読んでみるとけっこう異なるので…

番外編:楽しい(かもしれない)HPを見つけました

「森博嗣ミステリイ/萌絵の部屋」(http://www.geocities.co.jp/HeartLand-Gaien/9630/) 「犀川創平と西之園萌絵の年表」なんかがあります。

クールにいこう(2)

(2)そもそもこれはミステリなのか? ミステリでは、世界に現実感がなければなりません。 言い換えれば、やれることにかなり限界を設ける必要があるのです。たとえ、舞台がファンタジー世界であっても、SF世界であっても。たとえば異常な世界での犯罪を…